未婚シングルマザーになると仕事をしなければいけないですが、保育園に入れなかったらどうしよう・・・。
こんなふうに悩んでいませんか?
当時無職だった私は妊娠中から本当に保育園に入れるのかずっと心配でした。
シングルマザーだと保育園に入りやすいと言われていますが、無職ということで減点されて産休中のシングルマザーよりも不利な状況でした。
もしもの場合に備えて、保育園に入れなかった時はどうするかについても事前に考えておかないといけません。
それでは未婚シンママの保育園事情についてまとめました。
もくじ
未婚シングルマザーは保育園に入りやすい?

未婚シングルマザーも離婚シングルマザーと同様に保育園に入りやすいのは確かです。
シングルマザーの場合、ママ以外に家計を養ってくれる人がおらず、子どもの面倒をみていてくれる人もいません。
そのため、待機児童がいたときは保育園入園の優先度が高くなります。
しかし、実家に住んでいる場合は優先度が低くなる可能性がありますが、祖父母も仕事で忙しい場合や病気の場合などは優先されやすいママです。
無職でも保育園に入れる?
シングルマザーでも無職だとやはり優先順位は下がります。
保育園が決まった当時私は無職でした。待機児童が少ない地域に住んでいますが、それでも第4希望の保育園にしか入れませんでした。
妊娠を機に退職したママは子どもの保育園に合わせて、新しい仕事を探さないといけませんよね。
入園申し込みの際、市役所の人には「とりあえず内定だけでもあれば優先順位は上がるんだけど・・・」と言われました。
しかし、生後すぐ〜3ヶ月の子を抱えて就職活動をするのは難しい話です。
無職の場合、優先順位がどうしても下がってしまうのと地域の待機児童状況にもよりますが、0歳児であればまだ入りやすいでしょう。
しかし、1歳や2歳は激戦になってくるので、どうなるかはわかりません。

そのため、もし保育園に入所できなかったときの利用候補をあらかじめ調べておきましょう。
託児所つきの会社に就職する
もし保育園に入れなかったときは、育休を引き延ばしたり、託児所つきの会社に就職するといった選択になります。
託児所つきの会社とは、どんなところがあるのでしょうか?

①ヤクルトレディ
ヤクルトレディは託児所つきの会社の定番です!
勤務時間が短く、託児所つきという点ではママに向いている職場ですね!
しかし、歩合制のため給料に波があったり、託児所は利用が生後6ヶ月〜だったりと少しデメリットもあります。
ヤクルトレディだけで生計を立てるのは難しいかもしれませんが、とにかく子どもを預けて働きたいシングルマザーには良い職場環境でしょう。
②介護施設や病院
介護施設や病院にも託児所の会社をときどき見かけますね!
介護施設や病院の託児所もヤクルトレディと同じく生後6ヶ月〜利用できるところが多いです。
介護職や看護師は資格が必要なので、資格を持っていない人には難しいかもしれません。
しかし、介護施設の場合、中には資格取得を応援してくれる会社があるのでそういった求人を探すといいでしょう。
③夜の仕事
夜の仕事をしている人には、子供を託児所に預けて働いている人が多いです。
託児所に空きがあれば預けて即日働くことが可能なので、シングルマザーにとってはすごく働きやすいでしょう。
また、託児所料金は決して安くはありませんが、時給が高いので払っていくことができるはずです。
保育園が休みの日の預け先は?

保育園や家族以外の預け先はこの3つです。
- ファミリーサポートセンター
- ベビーシッター
- 認可外保育園・託児所
子どもの預け先はまだまだ少ないですね。
もしママの仕事が土日勤務のある職場だったら、行事や保育園都合で休みの土曜日や日曜日の保育に困りますよね。
私は転職してすぐの頃、行事で土曜保育が休みの日がありました。
入社してすぐで既に子どもの熱で休んだことがあったのに、さらに休みをもらうのは気まずくて・・・、土曜保育がどうにかならないか市役所に聞きに行ったのです。
しかし、市役所の人の答えは「どうしようもない」でした。
そこで感じたのが何かあったときのために保育園が休みの日でも保育可能な場所を知っておいたほうがいいということです。
ファミリーサポートセンター
ファミリーサポートセンターいわゆるファミサポは地域住民の中で育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人を繋ぐサービスです。
料金は地域によって異なりますが、子ども一人につき1時間あたり1000円以下で利用できます。
低料金で土日に子どもを預けたり、帰りが遅くなる日にお迎えをお願いすることができるので、シングルマザーにはありがたいサービスです。
しかし、ファミサポを利用するまでは登録や面会などがあるので少し利用するハードルが高いのが特徴です。
登録や面会をして相性の良い会員が見つかったらファミサポをお願いするわけですが、「利用するなら定期的に利用してほしい」と言われました。
定期的に利用する予定のある人ならいいですが、「この日だけ利用したい!」と気軽に利用するには難しいようです。
ベビーシッター
ベビーシッターは自宅に来てくれて子どもの面倒を見てくれるサービスです。
ファミサポや保育園に比べて、料金が高いのが特徴です。
大手のベビーシッターだと入会金や年会費、そして利用料金、そのほかオプション料金などがかかるので、収入が多くないと利用するのは難しいでしょう。
低収入家庭が多いとされるシングルマザーにはあまり向いていないかもしれません。
しかし、最近人気を集めているキッズラインなら登録料無料、利用料金は1000円〜なのでシングルマザーでも気軽に利用できそうですね!
その上、アプリをダウンロードでポイントがもらえたり、福利厚生の割引があるので、お得にベビーシッターを利用できます。
登録しているベビーシッターの顔を写真で見られ、今までの実績も見られるようになっているので安心して利用できるでしょう。
認可外保育園・託児所
土日や夜間保育を行なっているところなら、認可外保育や託児所を利用するのもいいですね!
認可外保育や託児所は一時保育を積極的に行なっている保育施設なので、急な用事にも空きさえあれば対応してくれます。
保育施設には他にも子供達がいるので、保育園に通い慣れた子ならすぐに馴染んでくれるでしょう。
大阪なら託児所の一時保育は600円〜利用できる施設がいくつかありますが、東京では1時間1000円以内の施設から1時間で2000円を超える施設まであります。
地域によって価格が全然違いますが、保育園には子供が過ごす環境が整っており、急な予定にも対応してくれるので、自宅の近くにあれば利用しやすいでしょう。
まとめ
未婚シングルマザーになると気になるのは仕事と保育所問題ですよね。
保育園が決まらないと仕事を始めることすらできません。
そのため、時間のある出産前から対策を練っておくことをおすすめします。
保育園に入れなかったら託児所つきの保育園、土日勤務や帰りが遅い会社の場合はファミサポやベビーシッターを利用して、大変な子育て期を乗り越えましょう!