未婚シンママになったら認知をどうするか悩みますよね。
認知をして欲しくても未婚で出産して、快く認知をしてくれる男性は少ないと思います。

ただ、子供を育てる上で大切な養育費をもらうには認知が必要です。
また、認知され、戸籍上に父親の名前が書かれていると、将来子供が自分のルーツを確認する手段としても使えるでしょう。
それでは、私が認知の話し合いをする中で悩んだことを交えながら、認知を得るメリットとデメリットを見ていきましょう。
もくじ
未婚シンママになったけど認知はどうしよう?

未婚シンママになったからといってみんなが男性に認知請求をするわけではありません。私は「認知請求をする」と弁護士に言ったものの最後まで悩み続けました。

しかし、母親には「絶対認知してもらいや!!」と言われ続けていました。
未婚シンママが認知で悩む理由
- 認知をもらうまでが大変(精神的に)
- 養育費が貰えるとは限らない
- 父親が親権を主張してくる可能性がある
だいたいこれで悩む人が多いのではないないかと思います。未婚シンママの闘いは認知をもらったからといって終わりません。
その後の子育てのほうが大変で、認知をしてもらっても養育費がもらえないと経済的なメリットもありません。
私が認知について悩んだ理由
詳しい理由はわかりませんが、未婚で子どもを出産したけど男性に親権を取られて、男性が他の女性と子どもを育てているという話を聞いたことがあります。
お腹を痛めて産んだ子どもを他人に取られるのはツライですよね・・・。
私は妊娠・出産期はずっと無職で貯金で生活はできていましたが、相手の方が何倍も経済的に裕福でした。

しかし、認知をすることで経済的に弱者であることを理由に、子どもを取られるんじゃないかと不安でした。
実際、子供が産まれて1ヶ月後弁護士が相手と連絡を取ってきたときに、相手に「妹と子供を育てるから親権をください」と言ってきました。

認知をするメリット

認知をしてもらうまではすごく悩みますが、認知をするデメリットというと「父親に親権を取られる可能性がある」ということだけです。
認知にはほとんどメリットしかありません。
それでは、認知をするメリットをみていきましょう。
法律上の親子関係
一緒に暮らしたことがなくても、会ったことがなくても認知をすれば男性と子どもには親子関係が結ばれます。
そのため、戸籍の父親の欄にも相手方男性の名前が記載されます。
子どもが大きくなった時に「自分の父親はだれ?」と疑問に思った時に、戸籍を見れば父親の名前がわかります。
養育費の請求ができる
認知をすると養育費の請求をしてもらうことができます。
認知をしたことで法律上男性の子どもにもなるので、当然子育て費用を払う義務が発生しますよね。
しかし、養育費をきちんと払っている人は離婚・未婚関係なく全体の20%しかいません。
未婚の場合、男性は自分の子どもだと認識しにくい環境にいるので、余計に養育費をもらい続けることは難しいしょう。
財産を相続できる
親子関係になったので、もちろん財産を相続できる権利があります。
もし父親に他の子どもがいたとすればその子たちと同じように財産を相続できます。
しかし、父親に借金がある場合には財産を相続すると父親の借金を肩代わりすることになってしまいますので、その場合は財産を放棄することができます。
認知をするデメリット
子供の父親に認知してもらうデメリットは、ほとんどありません。
よっぽどの事情があれば、父親に真剣を取られることがありますが、未婚シングルマザーの場合妊娠や出産、子育ても全て一人でしているので、親権を取られる可能性は低いです。
他には、父親の扶養義務が生じることです。
認知をすると一応父親であるために、父親が生活に困っていれば子供に扶養義務が生じてしまいます。
そのため、父親があまりにもだらしない人で子供を頼ってきそうな要素があるときは、認知をしないほうが子供のためになるかもしれません。
このような極端な例以外は認知をするデメリットはないでしょう。
認知・養育費は子どものため

認知を請求することや養育費をもらい続けることは未婚ママにとってとても難しいことです。
認知や養育費を受け取ることで面会交流に応じないといけないこともあるので、自分と子どもを見捨てた相手に会うことは未婚シンママにとっては辛くもあるでしょう。
しかし、将来子どもが自分の父親が気になった時に誰かわかるようにできるだけ認知をしてもらいたいです。
養育費もママのためのお金ではなく子どものためのお金なのでできるだけもらいたいですね!